つつじが満開です。
今日は、箱作にある、菅原神社です。
菅原神社ですので、御祭神は、菅原道真様です。別名、天神様ですね。
神社自体のHPは無いようです。
いくつかの紹介サイトがありますが、そんなに詳しい所は無いようです。
創建年代も不明ですが、大阪府堺市にある菅原神社は、西暦997年創建だそうですから、同じ位ではないかと考えます。
菅原道真様で有名なのは、天満宮です。本家は京都の北野天満宮でしょうか。
北野天満宮のWiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%87%8E%E5%A4%A9%E6%BA%80%E5%AE%AE)には、歴史が書かれています。北野天満宮が西暦947年に社殿が作られたそうです。
菅原道真様は、いわゆる天才ですから、学問の神様と言われているわけです。教育に熱心な地域は、学問の神様と聞いて、菅原神社を作ったのでしょう。この箱作も、教育に熱心だったのでしょうね。
桃の木台が出来る前は、この神社の横には池がありました。2018年4月現在も、水はありませんが、池であった形跡は残っています。元池だったところに浮島のように1つお社があります。これは「牛神様」らしく、新しいものですが、牛の置物が置かれています。筆者が保育所の頃には、まだ、田畑で働く牛が箱作に居ました。田畑で働いてくれる牛に感謝を示したものなのでしょう。
関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターさんのHP()の資料には、『現今は加茂神社・菅原神社共に分離し、共に独立致して居りますが、往古より大正の初年頃迄は、両社共氏子も共通にて、同一神職が両社に奉仕致して居りました。座も亦両社共同、一の座でありまして、例祭当日、加茂神社で開けば、翌日は菅原神社で催す。従って、座衆も座頭も両者共同一人でした』と書かれていますので、賀茂神社と菅原神社は、同じ神主、同じ氏子だったと思われます。1つの村に2つも神社があったんですね!
以前にも紹介しました、三重県菰野町のHP(http://www.town.komono.mie.jp/library/pdf/10_sekkou.pdf)にある資料には、『箱作村 阪南市箱作(南海電鉄・箱作駅)享保 6 年(1721)村高 2105 石・人口 1211 人。庄屋 2人・組頭13人の大村。神社は加茂、貴船、天神、八坂。寺院は観音寺(臨済宗妙心寺派)、宗福寺(浄土宗)、青龍院(日蓮宗)。 』と書かれており、箱作村には神社が4つと記載されています。
加茂=賀茂神社、
天神=菅原神社は、OKとして、
貴船、八坂?
このHPで紹介しました現在の箱作付近の神社は、加茂、菅原、弁天、稲荷です。1721年であれば、狭義の箱作村でしょうから、弁天、稲荷は含まないと考えられます。すると、貴船、八坂もどこかにあったのでしょうね?賀茂、菅原の末社扱いになったのでしょうか。
ちなみに、お守りや、お札は、お正月だけは、社務所で頂く事が出来ます。
10月には「やぐら」のお祭りがあります。
